大出力が一般的となったファイバーレーザ発振器との接続を考慮して、生産設備の設計を施しました。溶接を中心とする本格的な生産加工システムを提案していきます。加工用レーザの世界が大きく変化し、制御性に優れ、光ファイバーを用いることのできる発振器の大出力化が進み、構造部の溶接にすらも実用的に応用することが可能となりました。従来よりCO2レーザ発振器と接続した生産システムを数多くお届けしてきた当社は、これらのファイバーレーザの特徴を引き出すことのできるシステムをお客様の応用に適した形でご提供します。

特長Features

高精度・高剛性の直交系加工機

光ファイバーを利用したエネルギー伝達により、高強度かつ高速な加工を実現します。直交系の正確な集光が可能な加工機など、実生産に最適な可動範囲を持つ機器の提案が可能です。
直交系の正確な軌跡が必要なレーザ設備に最適です。実生産に適した可動範囲の加工機を設計し、Ｘ軸ストローク9ｍ、Ｚ軸ストローク4ｍといった大型レーザ加工システムなども製作可能です。

治具・搬送を含めたシステム化を提案

クランプ治具はレーザ加工の品質を左右する重要な要素です。治具メーカーとしての豊富な経験をもとに、高精度なレーザ溶接用の治具を設計製作します。

多関節ロボットとの接続も可能

応用によっては直交加工機より自由度の高い多関節ロボットの方が有利な場合もあります。当社では、そのようなケースにも柔軟に対応した生産設備を設計製作します。

各種レーザ発振器に接続可能

各メーカーのファイバーレーザ、半導体レーザに接続可能です。

品質保証の検査システムも用意

レーザ加工では、品質が保てているかどうかを検査することが重要です。三洋機工は品質保証のための検査システムも用意していますので、あわせてご活用いただくことでレーザ加工の品質を担保でき、より安心です。